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Cinema Review

ニュー・ミュータント | The New Mutants (2020)

  • 4 days ago
  • 2 min read

3.6/5.0

旧20世紀FOX (現20世紀スタジオ) が製作してきたアメコミ映画原作「X-MEN」シリーズの13作目で、「ハッピーエンドが書けるまで (2012)」や「きっと、星のせいじゃない。(2014)」を手掛けたジョシュ・ブーンが脚本・監督を担っている。

X-MENシリーズの中心的存在であるウルヴァリン、サイクロップス、ジーン・グレイ、プロフェッサーXといったキャラクター達は登場せず、既存シリーズの物語との関連性もほとんどないが、世界観は共有されている。


ネイティヴ・アメリカンをルーツに持つ主人公を含む5人の若者達は、ある施設に隔離されることになる。

彼らはそれぞれ特殊能力を持つミュータントで、自らを医師と名乗る女性の管理下に置かれ、全てを監視された生活を余儀なくされる。

若者達ははじめ衝突しながらもお互いを理解していくが、やがて施設内で怪奇現象が発生しはじめる。


主人公を演じたブルー・ハントをはじめ、アニャ・テイラー=ジョイ、メイジー・ウィリアムズ、チャーリー・ヒートンといった新世代のスター俳優達の存在感が瑞々しく輝いており、作品のトーンは重量級のダークホラーでありながら、同時に若者達の青春ドラマとしても描かれているところが面白い。


今作の公開前後 (2019〜2020年頃) は20世紀FOXのディズニーによる買収による配給側の体制変更や新型コロナによる映画館の一次閉鎖等の混乱が重なり、映画館ではかからずデジタル配信のみという不遇の扱いを受けたこともあって話題と評価が伸び悩んだが、今観直すと、スケール感は大きくないもののしっかり丁寧に製作された良作だと感じる。


X-MENのキャラクター達の権利を有してきた20世紀FOXがディズニー傘下に入ったことで、マーベル・スタジオが展開するマーベル・シネマティック・ユニバース (MCU) にX-MENのキャラクターを登場させることが可能になり、今後のMCUシリーズの新展開をX-MENのキャラクター達が牽引するといわれていて、私もすごく期待している。

今作に登場した魅力的なキャラクター達も、一度きりで使い捨てにされず今後また華々しく登場してくれると、シリーズを追ってきたファンのひとりとして嬉しく思う。

cinemagirls

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Shoji Taniguchi | 谷口 昇司

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美術大学にて映像を中心に学び

現在はマーケティング業界で働き中

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