V/H/S/85 (2023)
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2.8/5.0
怪奇現象や超常現象が記録されたビデオテープ (ファウンド・フッテージ) というテイのホラーアンソロジーシリーズの第6弾。
製作予算は比較的抑えられながら、過激なグロテスク描写やショッキングな展開が特徴。
今作は1985年当時のホームビデオ文化を軸に、それぞれの短篇が製作されている。
「Total Copy」監督: デヴィッド・ブルックナー 2.1/5.0
アンソロジーを横断して映画全体の冒頭・幕間・終盤に入るメインフレーム。
大学の研究チームが変身生物を確保し実験する様子が記録されていく。
怖がるべきか笑うべきか微妙な気持ちになる結末が印象的。
「No Wake」監督: マイク・P・ネルソン 2.7/5.0
人里離れた湖を訪れた若者グループが何者かによる銃撃のターゲットとなる。
若者達がどのように生き延びるかという話なのかなと思いきや、予想外の展開がある。
「God of Death」監督: ジジ・ソール・ゲレーロ 2.5/5.0
1985年に実際に発生したメキシコ大地震をモチーフとした1篇。
テレビ局での生放送中に地震が発生し、生き残った人々はがれきからの脱出を試みる。
地下へ迷い込んでからの超展開が、意外でもあり唐突でもある。
「TKNOGD」監督: ナターシャ・カミアニ 3.1/5.0
開発黎明期のバーチャル・リアリティ (VR) を用いて舞台パフォーマンスを行うアーティスト。
"テクノロジーの神" を召喚する儀式が、凄まじい超常現象を引き起こす。
Apple製品の名称やDisney映画「トロン」の意匠をほぼそのまま引用し過ぎていて、
製作者達が関係各所から怒られないか心配になってしまって面白かった。
「Ambrosia」監督: マイク・P・ネルソン 2.8/5.0
中産階級の家族が集まるパーティにて、少女の成人を祝う儀式が行われる。
しかしこの家族には秘密があり、全員が狂信的な武装集団だった… という展開。
2篇めの「No Wake」と地続きの脚本になっていて、その結末に少し笑ってしまった。
「Dreamkill」監督: スコット・デリクソン 3.8/5.0
警察のもとに届いたVHSテープには、未来に起きる殺人事件の様子が収められていた。
テープをポストに投函していた青年は、自身が見た悪夢が勝手にテープへ録画されると供述する。
他篇と比較して明らかに作劇や演出のレベルが高く、上質なホラー短篇に仕上がっている。
スコット・デリクソン監督による「ブラック・フォン」と世界観が共有されているのではという話もあるが、監督自身は明言していない。













