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Cinema Review

私がビーバーになる時 | Hoppers (2026)

  • 3 days ago
  • 2 min read

3.7/5.0

ピクサー製作のアニメーションで、自然と文明社会の共存をテーマに、動物達の視点と人間達の視点の両方で描かれるアドベンチャー映画。

同社にてストーリーボードアーティストを務めてきたダニエル・チョンが脚本・監督を担っている。


オレゴン州のビーバートンに住む主人公のメイベルは、祖母との大切な思い出がある湿地が市の道路建設計画で埋め立てられようとしていることを知り、それを推進する市長のジェリーと衝突する。

計画を止めるためにはビーバー達を呼び戻すことが鍵だと考えた主人公は、湿地からいなくなってしまった彼らを探し始める。


ドタバタながら無駄がないピクサーらしいコメディ演出が健在で、物語の運びに安定感がある。

主人公があるきっかけでビーバー (型のロボット) に自身の意識を転送し、動物達と会話ができるようになって知る、人間界とは違う動物界の掟が新鮮かつ残酷で驚きがある。

物語の展開としては混乱なく整理されていながら、動物と人間あるいは善と悪といった単純な二項対立ではなく、それぞれの側のキャラクターに複層的な行動原理や葛藤が設定されているところに、脚本構成の高度なスキルを感じる。

もちろん、大人から子どもまで誰もがワクワクするようなアクションやスペクタクルも盛りだくさんで、作劇と演出の巧みさに驚かされる。


総じて、さすがはピクサーと感じることができる良質な作品だった。

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Shoji Taniguchi | 谷口 昇司

Creative Director

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美術大学にて映像を中心に学び

現在はマーケティング業界で働き中

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Kazari
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