マスターズ・オブ・ユニバース | Masters Of The Universe (2026)
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4.0/5.0
米国の玩具メーカー、マテル社が創作したキャラクターと世界設定を原作とするSFアクションで、「KUBO 二本の弦の秘密 (2016)」や「バンブルビー (2018)」を手掛けたトラヴィス・ナイトが監督を担っている。
1987年にも一度映画が製作されていて、今作が2回目の実写映画化。
主人公の青年は、幼少期に故郷の惑星エターニアで起きた戦火から逃れ、地球で育つ。
自身と共に地球へ送られならが手放してしまった宝剣を探し続ける主人公のもとに、刺客と故郷の幼馴染が現れる。
とにかくバカバカしいほど壮大な世界観と軽快な展開が楽しめる、80年代ハリウッドのような冒険活劇で、トラヴィス・ナイト監督の演出センスが全篇に冴え渡っている。
主人公を演じたニコラス・ガリツィンやその幼馴染役のカミラ・メンデスといった若きスター俳優達の鮮烈な存在感と、イドリス・エルバやジャレッド・レトといったベテラン俳優達の安定感、そしてそれらのアンサンブルが楽しい。
完全に笑わせにきているギャグの数々も強引さはなく意外性のセンスがあって、まんまと笑ってしまった。
ダニエル・ベンバートンによる劇伴の壮大さも楽しく、特別ゲストとして参加したブライアン・メイ (そして彼の代名詞でもあるギターのレッド・スペシャル) の唯一無二な演奏は、映画全体を貫く音となっている。
古き良き娯楽映画の魂が受け継がれた、子どもから大人まで楽しく鑑賞できるであろう作品だった。













