top of page
Shoji Taniguchi.com logotype

Cinema Review

エクステリトリアル | Exterritorial (2025)

Sep 6
2 min read

3.0/5.0

ドイツ出身のクリスティアン・ツバートが脚本・監督を担ったNETFLIX製作のアクション・サスペンス映画。

同じくドイツ出身のジャンヌ・グルソーとロシア/シベリア出身のレラ・アボヴァが出演している。


元ドイツ特殊部隊所属の退役軍人である主人公は、アフガニスタンでの戦闘で夫を失い、精神疾患を抱えながらひとり息子を育てている。

米国での就職の手続きをするため母子は2人でフランクフルトにある米国領事館を訪れるが、主人公は館内の待ち時間で僅かに目を離した隙に息子を見失ってしまう。

主人公は職員へ迷子になった息子の捜索を訴えるが、精神疾患の影響 (息子が存在するという幻覚) を疑われ、拘束されてしまう。


舞台や設定は違うけれど、導入部分のプロットからジョディ・フォスター主演の「フライトプラン (2005)」を思い出すサスペンス映画好きが多いのではないか。

ただ、今作は主人公が元軍人という設定もあり、サスペンスだけでなく地に足のついた肉弾戦が比較的多くあって画づくりの展開には退屈しない。

主人公を演じたジャンヌ・グルソーの出演作品を観るのはこの作品が初めてだったが、激しい身体演技だけでなく母としての使命感やトラウマを抱えた人物の不安定な揺らぎ等も含め、表情豊かに表現されていると感じた。


子どもがいなくなった背景や真相については一定の納得感があるけれど、少し地味で予想範囲内でもあった。

また、最高レベルの警備が敷かれているであろう領事館という舞台にしては、セキュリティに穴が多いようにも感じる。

加えて、重要な真相のほとんどが登場人物の会話で説明されるのみだったところもやや残念。


とはいえ、領事館という閉鎖空間をフルに活用したアクション満載のサスペンスという個性が確立されている作品だった。

cinemagirls

おすすめ (殿堂入り)

Filmarks logo

webpage内検索

最近の記事

Shoji Taniguchi profile photo

Auther:

Shoji Taniguchi | 谷口 昇司

Creative Director

  • LinkedIn
  • Facebook
  • YouTube
  • X
  • Instagram

美術大学にて映像を中心に学び

現在はマーケティング業界で働き中

映画やドラマを観ている時間が幸せ

お仕事のご依頼やお問い合わせはこちらから

© 1998-2026 Shoji Taniguchi

Kazari
Kazari
bottom of page