人間農場 | Human Farm (2024)
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3.0/5.0
山田玄徳による8分程度の短篇で、48時間で映画を制作するThe 48 Hour Film Projectというイベントで制作・上映されたものとのこと。
社会人養殖場で出荷される時を待つ人々と、その管理人についての物語。
テーマはいわゆる「指示待ち人間」が増えているという社会批評とその風刺だということは、分かりやすいほどに分かる。
その描かれ方も、48時間という限られた時間 (と当然ながらロケーションや予算も) の中で具現化するという意味では、成功しているように見える。
制約が多い条件下だと中途半端なVFXや小手先の編集テクニックに走って画が安っぽくなりがちだけれど、今作はそうはせずに可能な限り撮ったままの画づくりをベースに成立させようという作り手達のスタンスを感じられた。
これは自分の好みの問題なのかも知れないと思うけれど、邦画ならではの俳優達の演技のわざとらしさや稚拙さが、どうしても時々垣間見えてしまうところが物語への没入の妨げになり、そこを残念に感じてしまう。
今作の出演者達は舞台演劇の俳優中心だろうか、ややオーバーアクトで戯画的に偏重している印象があった。
脚本や世界観のリアリティラインがシビアに問われる映画という表現手法だとそういった綻びを隠しにくいが、抽象と具体をまたぎながら物語を描ける (セットや小道具を最小限に絞った) 舞台劇として再構成すると、よりテーマをソリッドに描けるようになって、面白い作品になるのかも?













