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Cinema Review

アストロノート | The Astronaut (2025)

  • 7 minutes ago
  • 2 min read

2.1/5.0

「ファンタスティック・フォー (2015)」や「オデッセイ」に出演していたケイト・マーラが主人公を演じるSFスリラー。

監督のジェス・ヴァーリーにとって、この作品が長編デビュー作とのこと。


宇宙での任務から帰還した宇宙飛行士が、リハビリと世間からの隔離を兼ねたセーフハウスで過ごすうちに、身体の異変や謎の現象が発生しはじめる。

様々な現象の不気味さには惹き込まれるが、それらの全てが断続的で、根拠となりそうな内容の説明はいちおうあるものの、結局それらにどういう (物語の構成要素としての) 意味があったのかについて納得ができず、うーんとなってしまう。

違う現象が次々描かれながら似た展開の繰り返しで、演出トーンも単調かつ物語もなかなか前に進まない。


後半にて物語が大きく反転する脚本設計になっているのだけれど、鑑賞している多くの人は途中でその仕掛けに気づきそうで、そこには巧みさが見つけられない。

登場するほとんど全ての人物について、本当はそれぞれ何を望んでいたのか? といったキャラクターの根本部分の設定がとても弱いように感じる。


コンパクトサイズでも脚本や演出のアイデアによって高い完成度を持つSF映画はたくさんあり、今作もその系譜にある作品かなと期待して鑑賞しただけに、少し残念だった。

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Shoji Taniguchi | 谷口 昇司

Creative Director

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美術大学にて映像を中心に学び

現在はマーケティング業界で働き中

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Kazari
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