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Cinema Review

プレデター: 最凶頂上決戦 | Predator: Killer of Killers (2025)

  • 執筆者の写真: Shoji Taniguchi
    Shoji Taniguchi
  • 6月21日
  • 読了時間: 1分

4.1/5.0

残虐描写が過激なSFアクション「プレデター」シリーズに属する作品で、異なる時代に生きる3人の主人公が狩猟文化を中心に発達した異星人と闘うという設定の、アンソロジー形式のアニメーション映画。


第1章「盾」はバイキングの女性戦士、第2章「剣」は封建時代に生きる侍と忍者、第3章「弾」は第二次世界大戦下の連合軍パイロットと、それぞれの時代背景や文脈がテンポよくかつ丁寧に描かれながら、そこに強い異物感のある異星人が登場し始まる死闘とその結末まで、演出のレベルがとても高い。

シリーズ初となるアニメーション表現の品質の高さによる視覚的快感もあって、その物語に惹き込まれる。


今作を監督したダン・トラクテンバーグはドラマ「ブラック・ミラー」や「ザ・ボーイズ」といったダークで激しめなドラマシリーズでも監督を担ってきており、エッジの効いた演出が得意なクリエイター。

シリーズの前作「プレデター: ザ・プレイ」でも監督を手掛け、高い評価を受けて次回作「プレデター: バッドランド」でも続投しているが、今作品も一般・批評家ともに絶賛に近い評価をされており、今後のプレデターシリーズを牽引するキーパーソンとなっていくかもしれない。

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Shoji Taniguchi | 谷口 昇司

Creative Director

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美術大学にて映像を中心に学び

現在はマーケティング業界で働き中

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Kazari
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