top of page
Shoji Taniguchi.com logotype

Cinema Review

ドロップ | Drop (2025)

  • Writer: Shoji Taniguchi
    Shoji Taniguchi
  • 3 days ago
  • 2 min read

3.5/5.0

「ハッピー・デス・デイ」シリーズの監督や「パラノーマル・アクティビティ」シリーズの脚本・製作を担ってきたクリストファー・ランドンが監督を担ったシチュエーションスリラー。

予算は限定しながらも製作者の創造的自由を最大限に重視する方針のブラムハウス・プロダクションズ製作。


レストランでの初デートへ赴いた主人公のスマートフォンに、AirDrop (作品内ではDigiDrop) で匿名のメッセージと画像が送られてくる。

最初はいたずらのように思えたそれは、段々と脅迫めいた内容に変わっていき、やがて妹に託して自宅に置いてきた息子の情報が届くようになる。

DigiDropで通信できる距離はせいぜい15m程度で、脅迫者は主人公のすぐそばにいる誰か。その正体と意図は何なのか… という導入がスリラーとして斬新で、その状況設定に惹き込まれる。

デートの相手をはじめ、自分以外の誰かに助けを求めることが犯人に止められている状況で、主人公がその場を取り繕いつつどのように状況を打破するのかという展開は面白い。

当然ながら犯人は誰だろうと考えながら登場人物全員を見ることになるわけだけれど、サーバー、バーテンダー、ピアニスト、そしてデートの相手といった人物達のそれぞれに個性というかクセがあり、誰もが犯人に見えてきてしまうという (主人公の心理と同じ) 焦燥を味わえる。


真犯人の正体とその動機について書くことはネタバレになるので避けるとして、やや拍子抜けに感じてしまったことと、それが判明してからの展開に意外性があまりなかったところが残念ではあったけれど、現代的な状況設定の斬新さが光るコンパクトサイズのスリラーといった読後感で、娯楽作品として楽しむことができた。

girls

おすすめ (殿堂入り)

Filmarks logo

webpage内検索

最近の記事

Shoji Taniguchi profile photo

Auther:

Shoji Taniguchi | 谷口 昇司

Creative Director

  • LinkedIn
  • Facebook
  • YouTube
  • X
  • Instagram

美術大学にて映像を中心に学び

現在はマーケティング業界で働き中

映画やドラマを観ている時間が幸せ

お仕事のご依頼やお問い合わせはこちらから

© 1998-2026 Shoji Taniguchi

Kazari
Kazari
bottom of page