

ザ・インフェルノ | Trauma (2017)
1.5/5.0 「実話に基づいた物語」というと重みが出そうなようにも思うが、この映画は人物達の行動理由が支離滅裂過ぎて、果たしてどこまでが実話に基づいているのかと疑問に感じる。 VFXや特殊メイクでゴア描写を頑張りました、だけでは客を呼べそうにないから、実話云々の売り文句を...
2024年2月23日


哭悲 / The Sadness (2021)
3.6/5.0 台湾産のゾンビ (的) 映画で、脚本が緻密に作られているわけではないけれど、ショッキングな演出部分では何度か驚きや新しさを感じられた。 後半で急に退屈になる部分があるが、制作者が何を描出したかったのかは伝わってくる。...
2024年2月23日


ハロウィン・キラー! | Totally Killer (2023)
2.8/5.0 「バック・トゥ・ザ・フューチャー」に「スクリーム」を掛け算したら面白くなるに決まっていますよね、と企画書類に書いてあったんじゃないかと思ってしまう映画だった。 2020年代から見た1980年代の、良くいえば大らかな、悪くいえば粗雑な文化のひとつひとつに主人公...
2024年2月23日


ザ・メニュー | The Menu (2022)
3.5/5.0 かなり独特な舞台設定と脚本で、観る人によって賛否の評価が分かれそうだけれど、個人的には次の展開がどうなるのか惹きつけられて、終劇までとても面白く観ることができた。 人間にとっての創作とは何か、それと向き合う人々とは何者なのかといった哲学的な問いも含んでいそう...
2024年2月23日


バクラウ 地図から消された村 | Bacurau (2019)
2.9/5.0 事前に入れていた情報で期待し過ぎてしまっていたのか、想像を遥かに越えるような展開はなく、少し残念だった。 ブラジルという国家の歴史的な背景があっての風刺的・寓話的な脚本なのだろうと感じ、その演出意図も理解できるが、自分は乗り切れなかった。...
2024年2月23日


アンテベラム | Antebellum (2020)
3.9/5.0 アメリカという国家が未だ完全には乗り越え解決できていない人種差別問題について、その様々な種類の痛みも含めて描き出されていた作品だった。 物理的・肉体的な迫害のシーンは当然辛かったが、表面上はハッキリ見えずとも心理的に蔑まれていると気付くといったシーンの方が、...
2024年2月23日


エックス | X (2022)
3.5/5.0 ホラー映画としての安定した面白さはありつつ、楽曲の使い方や編集のカッティングの入れ方、画面の割り方に独特なセンスがあって、わーかっこいいなと感じる部分がいくつかあった。 誰にでも勧められる傑作かというとそうでもないかも知れないけれど、単純にショッキングなホラ...
2024年2月23日


うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー (1984)
4.4/5.0 80〜90年代の押井守氏のアニメーション作品にはどれも神がかり的な凄みがあると思っているけれど、この作品も間違いなくそのひとつだなと感銘を受けた。 原作者が納得しなかったとかこれは自分のうる星やつらとは別物ですねと鑑賞後にコメントしたという逸話があり、原作準...
2024年2月20日


The Witch / 魔女 -増殖- | The Witch: Part2. The Other One (2022)
1.5/5.0 3部作構想だと知り、1作目を観ていたこともあってこの2作目も鑑賞した。 アクションシーンの斬新さや過激さを作品の見どころにしたいのだろうと分かり、いくつかへえと感じたシーンもあったが、そういった部分以上に演出全般の浅さというか子どもっぽさが目につき、観ている...
2024年2月20日


The Witch / 魔女 | The Witch: Part 1. The Subversion (2018)
2.3/5.0 絵的な品質や基本的な演出が安定しているところに韓国映画界の基本レベルの高さを感じたが、これはちょっと脚本が勿体ぶらせ過ぎというか、子どもっぽいというか… アクションパートの演出には見るべきところも多くあったが、それと同じぐらい過度に漫画的・中二的でダサい部分...
2024年2月20日


ヴァチカンのエクソシスト | The Pope's Exorcist (2023)
3.4/5.0 登場人物や舞台が物語の成立に必要な最小限で構成されていながら、どのキャラクターにも個性と役割がきちんとあり、シーンごとの画の見せ方もオーソドックスではあるが丁寧に決まっていて、終劇までしっかり面白い作品だった。...
2024年2月20日



























