top of page
Shoji Taniguchi.com logotype

Search Result

293 results found with an empty search

  • 6 アンダーグラウンド | 6 Underground (2019)

    1.0/5.0 カースタントの規模、目まぐるしく変わる豪華絢爛な舞台、VFXや爆発する火薬の量等、ド派手さという意味に限っていえばハリウッド映画の極北だと感じた。 ただ、個人的にはほとんど全くそのノリに乗れなかったし、眠くなって何度も観るのをやめたくなるほど退屈で苦痛だった。 画的な見せどころがあるというより、それ以外の仕事はほぼないというぐらいで、誰かちゃんと監督や脚本家に意見できる人がいいんじゃないのと呆れてしまった。 観る人を混乱させるだけの時制の切り替わり回数の多さは本当に酷いし、誰がどこでいつ何をなぜどうしているのかといった基本的な情報が見えないまま画だけがどんどん切り替わるので、下品な知らない人達の宴会の馬鹿騒ぎをゼロ距離で見させられているような気持ちになる。 この監督個人のキャラクターは好きだし、ハリウッドにおける存在価値もあると思うけれど、作り出す作品との個人的相性は本当に悪い… https://filmarks.com/movies/81476/reviews/152670238

  • カローン | Caronte (2017)

    3.9/5.0 短篇ながらストーリーテリングが大変に豊かで、とても見応えのある作品だった。 物語の構造としては名作映画のネバーエンディングストーリーに近く、読後感も近しい。 願う力、想像する力の強さが描かれていて感動的だった。 https://filmarks.com/movies/107177/reviews/165895035

  • 不気味の谷 | Uncanny Valley (2015)

    3.6/5.0 高レベルなSFはフィクションを用いて現代社会を批評的に描出するものであるとあらためて理解できた短篇だった。 VFXもストーリーテリング上の必然性に則って効果的に使われており、またその演出もスマートで美しい。 https://filmarks.com/movies/74397/reviews/165894132

  • 肉食もやし | Carnivorous Bean Sprout (2015)

    1.7/5.0 シュール演出を狙い過ぎているように感じそれに乗れなかったが、 エンディングで急に爆上がりするテンションとBGMにはちょっとだけ笑ってしまった。 https://filmarks.com/movies/112694/reviews/165893601

  • キッド | The Kid (1921)

    5.0/5.0 公開から1世紀経っても、そしてきっとこの先も色褪せない、上手に生きられない人々の悲哀と普遍的な愛のあり方が描かれた傑作。 チャップリンの凄まじい身体と表情の演技で台詞がなくとも喜怒哀楽の感情が伝わってくるし、何よりスラップスティックコメディの始祖ともいえる圧倒的な存在感がある。 中盤のキッド争奪戦におけるドタバタな面白さは当然として、キッドが主人公との離別に絶望し彼を求めて泣き叫ぶその悲痛な表情、そしてキッドを自分の元に取り返した主人公が束の間の安堵の後に見せる、いつまで続くか分からない2人のささやかで幸せな暮らしから目を逸らすかのようなシリアスな表情の切なさに、涙がこぼれた。 https://filmarks.com/movies/14661/reviews/152649037

  • ガタカ | Gattaca (1997)

    5.0/5.0 90年代末に公開された寓話的なSF映画だが、21世紀に入ってからの遺伝子工学の加速度的進化と、そのスピードに追いつけない人類の文化的・生物学的なモラルの進化の問題が予見的に描かれている。 そのテーマは古びないどころか、今後の私達にとってさらに重要なものとなっていくはず。 脚本の完成度の高さはもちろんのこと、俳優たちの抑制的だが熱を感じて惹き込まれる演技、マイケル・ナイマンによる至高ともいえる劇伴、いくつかの象徴的なシーンにおけるモチーフのレイアウト等、映画作品としてのレベルが極めて高い。 (特にあるシーンにおける暗喩的な美術のアイデアとその見せ方には驚かされた) 自身の人生とは何なのか、そこにどんな必然性と生きがいを見出すのか。 生まれ落ちた時から宿命が定められているならば、その定めに抗うことは無駄なのだろうか。 抗い乗り越えること、その過程で命を燃やすこと、その小さな歩みの積み重ねこそが人生なのだと、自分は受け取った。 https://filmarks.com/movies/6491/reviews/152617163

  • ミッチェル家とマシンの反乱 | The Mitchells vs. the Machines (2020)

    3.9/5.0 冒頭から終幕まで飽きたり中だるみするところなく、楽しい気持ちで鑑賞した。 かといって終始ハチャメチャなアクションやドタバタが続くわけではなく、物語全体を通しての緩急の演出設計のレベルがとても高い。 ハイテンションなシーンがベースにあるからこそ、主人公たちの心情の奥底を描く静かなシーンの微細な演出も対比的に際立ってくる。 物語に用いられるモチーフの数々は現代的だったりハイテクだったりしながらも、家族の愛の形とはどうあるべきかという普遍的なテーマが根底にしっかりあって、地に足のついた物語として成立しているところが素晴らしいと感じた。 インターネットなしでは生活が難しくなった時代に生き、ゆくゆくはAIも同じく必要不可欠な存在になろうとしている我々への風刺が終始効いていて、そのメッセージはユーモアに包まれていながらも痛烈。 数々のネットミームネタやSNSリア充達に抱いてしまう劣等感等のネタは、世界共通のものなのかと驚きながらも笑った。特にお掃除ロボットのあるあるギャグは切れ味が最高だった。 また、家族の思い出あるある (特に苦い方の) もまた国や人種を越えて共通するところがあるのだなと苦笑いしてしまった。 https://filmarks.com/movies/89671/reviews/169904569

  • イノセンツ | The Innocents (2021)

    3.7/5.0 大友克洋の「童夢」からインスパイアされたであろうことが明らかに分かるけれど、自分にとって馴染みのないノルウェーという国家とそこで生きる人々の空気が独特に感じられ、最後まで興味深く鑑賞できた。 特に、外国を訪れる際にその観光目線で観察することはほぼないであろう団地という舞台設定が新鮮だったのかも知れない。 ハリウッド的なド派手な爆発や目まぐるしく切り替わるカメラワークは皆無といっていいほどなく、むしろその対局のような極めて抑制的な演出で場の緊張感や不穏な空気を滲ませている。 何かと地味でテンポもゆっくりで退屈! と感じる人も少なからずいそうだけれど、自分にとってはとても惹き込まれる演出だった。 https://filmarks.com/movies/98719/reviews/165387669

  • ザ・クリエイター / 創造者 | The Creator (2023)

    4.3/5.0 監督・脚本のギャレス・エドワーズに注目しており、このオリジナル脚本のSF映画にも大きく期待しながら鑑賞した。 監督が影響を受けたであろう過去SF映画達が様々なシーンから分かりながらも、それらがただ参照されているだけではなくマッシュアップされてひとつの物語になっており、とても面白く観ることができた。 SF映画は原作小説やコミックをベースに作られることが多い時代にあって、個人のコンテクストだけで脚本を組み上げられるその才能は貴重だと思う。 超低予算の自主制作的映画からキャリアを始めた監督だけあって、独特なロケーションとSF的モチーフが組み合わさった重厚に見えるカットも、合成手順や撮影工程を工夫して予算を抑えているらしい。 予算と品質は必ずしも比例しないという好例だと思った。 https://filmarks.com/movies/110291/reviews/165160837

  • LEGO (R) ムービー | The LEGO (R) Movie (2014)

    4.2/5.0 世界中の家庭にけっこうな確率で存在している、もしくはしていたであろうLEGOブロックの意匠を全面的に用いた演出の完成度の高さに驚かされた。 LEGOで遊んだことがある人ならよく分かるLEGOあるあるに何度もニヤニヤしてしまったし、ネタバレになるので具体的な言及は避けるが他の映画作品では到底実現しないであろうゲストキャラ達の登場 (と明確な演出意図あっての雑過ぎる扱われ方) に度肝を抜かれた。なんとロックな。 モノを創り出すとはどういうことか、創造の根源にある想像という行為にはどんな可能性があるか、LEGOの作り手達は創造と想像にどう貢献できると信じているのか… 一流玩具メーカーの、自分達のプロダクトへの謙虚だけれど確固たる誇りがとても強く感じられた。 この映画の制作者達の完全にイカれているのに真摯な物語を作れる (それこそ創造だ) 破天荒な才能もまた、素晴らしいと思う。 子どもの頃ってみんな、これぐらいクレイジーで脈絡ない想像の世界で遊んでいただろう? まだ忘れていないだろう? 自分が宇宙船だと思って組み立てたならそれは宇宙船だろう、それはお前の宇宙を飛ぶだろうと語りかけられているような貴重な映画体験だった。 https://filmarks.com/movies/56361/reviews/170220905

© 1998-2026 Shoji Taniguchi

Kazari
Kazari
bottom of page