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  • イコライザー THE FINAL | The Equalizer 3 (2023)

    3.8/5.0 シリーズものの3作目としてどのような作劇になるのか期待して鑑賞したが、前作までとはまた違った舞台設定で、新鮮に観ることができた。 作中ほとんどのシーンがイタリアのある小さな街の出来事で構成されており、目まぐるしく舞台や風景が変わったりはしないが、その街の歴史感や空気感が重厚に静謐に描かれていて、主人公がその街を居場所としたいと思うに至った根拠としても、とても説得力が感じられる演出だった。 全篇を通した色彩設計が特に秀逸で、画づくりの意図が明確で抑制的なライティングとカラーリングが素晴らしい。 名優デンゼル・ワシントンの堂に入った役作りは言うまでもなく素晴らしく、こういう人物が世界のどこかに本当に存在するかも知れないと思わせられる名演だった。 https://filmarks.com/movies/103888/reviews/167823958

  • キングスマン: ファースト・エージェント | The King's Man (2020)

    3.6/5.0 20世紀初頭の欧州で起きた史実や実在人物が登場しながら、主人公や悪役達の物語がそれに関連していく脚本が巧みだった。 マシュー・ヴォーン監督の作品としては比較的奇抜な画づくりや突飛な設定が少なめだったけれど、安定感のある演出は健在で、とても面白く観ることができた。 とはいえ唯一無二なセンスを持つ監督のファンなので、次回作以降はこのシリーズの1作目や2作目のような、めちゃくちゃに外連味があって革新的な演出が観られることに期待してしまう。 https://filmarks.com/movies/81693/reviews/167760052

  • レッド・ノーティス | Red Notice (2021)

    3.2/5.0 画づくりや演出にはしっかりお金がかかっていながら、脚本の運びや映画がまとう空気は軽快で、良い意味で一昔前の娯楽に徹した映画を観ていた時の楽しさを思い出した。 主人公の俳優3人の魅力はもちろん輝いていて、流石だなと感じた。キャスティング費用がとんでもなくかかっていそうだけれど… 最後まで退屈せず面白く観られて、観た後に特に心に残るものはないけれど、でもそういう映画もまたいいものだよねと思う。 https://filmarks.com/movies/79620/reviews/167682528

  • パラダイス 人生の値段 | Paradise (2023)

    2.7/5.0 寿命を他人と交換できる技術が発明され、持てる者と持たざる者の軋轢に歯止めが効かなくなり…という設定の脚本だった。 似たような設定の終始トンチキなSF映画が少し前にあったなと思い出したが、そちらとは良くも悪くも導入部分以降の話の運びが全然違った。 制作者達がやりたかったこと伝えたいことは何となく理解できつつ、主人公とその妻の行動原理というか心理が中盤ぐらいから二転三転して、わちゃくちゃな感じで結末に至るので、映画のトーンはシリアスなのに、自分としてはいやそうはならんやろと思って笑ってしまった。 画づくりに派手さや斬新さはないが、オーソドックスながら堅実なカメラワークやレイアウトで、ストレスなく観られた。 https://filmarks.com/movies/110476/reviews/167626747

  • マーベルズ | The Marvels (2023)

    3.4/5.0 MCUの他作品、特にエンドゲーム以前のそれらと比較すると世間の評価が低くなることには納得してしまうが、主人公3人の俳優達の演技は人間味があって魅力的で、アクション演出も新鮮で面白かった(法則やロジックが少し緩いと感じたけれど…)。 ドラマを含めたMCUシリーズの前後連続性に興味を持てない人にとっては、やや辛いかも知れない。 https://filmarks.com/movies/88812/reviews/167518725

  • ウトヤ島、7月22日 | Utoya 22. juli (2018)

    3.5/5.0 実際に起きてしまった大変に痛ましい事件をベースに、カットを割ることなく全篇が展開する演出で制作されていて、緊張感が途切れず、自身も事件の現場に放り込まれたような感覚を抱かされる。 こんな事件が再び起きないために、自分には何ができるのだろうと考えさせられた。 https://filmarks.com/movies/78788/reviews/167368445

  • ドント・ルック・アップ | Don't Look Up (2021)

    3.9/5.0 文明規模の危機が迫る時、我々はどう対処するのか、もしくはしないのかという、正常性バイアスについての脚本だった。 コメディタッチではあるが演出過多ではなく妙なリアリティがあり、でも全体としては劇的かつ寓話的でとても面白い。 俳優達の演技力の高さが映画全体を力強く支えていると感じた。 何箇所か、声を出して笑ってしまった。 https://filmarks.com/movies/89503/reviews/167279485

  • 終わらない週末 | Leave the World Behind (2023)

    4.1/5.0 ド派手だったりショッキングな画が何分かおきに出てくるような作品ではないので好き嫌いは分かれるかも知れないが、自分にとってはものすごく惹きつけられる上質な映画だった。 何でも語ったり見せてしまうのではなく観客に事態を想像させることで恐怖を高める演出のレベルがすごく高い。 どの俳優も演技が素晴らしい。 アングルの作り方や構図の切り取り方にもすごくセンスを感じる。 https://filmarks.com/movies/107773/reviews/167089504

  • 哭悲 / The Sadness (2021)

    3.6/5.0 台湾産のゾンビ (的) 映画で、脚本が緻密に作られているわけではないけれど、ショッキングな演出部分では何度か驚きや新しさを感じられた。 後半で急に退屈になる部分があるが、制作者が何を描出したかったのかは伝わってくる。 https://filmarks.com/movies/102691/reviews/167020161

  • ザ・インフェルノ | Trauma (2017)

    1.5/5.0 「実話に基づいた物語」というと重みが出そうなようにも思うが、この映画は人物達の行動理由が支離滅裂過ぎて、果たしてどこまでが実話に基づいているのかと疑問に感じる。 VFXや特殊メイクでゴア描写を頑張りました、だけでは客を呼べそうにないから、実話云々の売り文句を本篇冒頭にもプロモーションにも入れているのでは。 https://filmarks.com/movies/80193/reviews/166930764

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